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2021年度学校評価アンケート結果について(お知らせ)

2021.12.16

付属小学校

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2021年度学校評価アンケート結果について(お知らせ)

皆様にご協力いただきました『学校評価アンケート』の結果がまとまりましたので、下記のとおりご報告させていただきます。

尚、詳細なデータにつきましては、最下部にありますアンケート名をクリックしてご覧ください。

公開期間 令和3年12月16日~令和4年1月31日

 

保護者・付属小の子アンケートの結果をみますと、質問項目全般において、おおむね肯定的な回答となっています。

 

(1)児童の生活に関する項目について

保護者・付属小の子アンケートの共通関連項目では、多くの子どもたちが、学校生活を楽しんでいることがわかります。良好な友人関係は、楽しい学校生活を送る上で、大切な要素のひとつです。今後もこの点に留意しながら見守っていきます。しかし、楽しいと感じていないと回答している児童がいます。このことを受けて、楽しく登校できるように、魅力ある教育課程編成、学習面での補助、良好な人間関係づくりに必要なコミュニケーション能力の育成、困った時に相談できるような体制作りに引き続き取り組んでいきます。

保護者のアンケートでは、項目18の「自分のことは自分でする習慣が身に付いている」が、やや低い値となっています。これは、項目17の「進んで家庭学習をする習慣が身に付いている。」と、深い関わりがあります。自分のことを自分でする習慣が身に付いているということは、先を見通して、自分の頭で考え、やるべきことを実行できるということです。よって、家庭学習へも進んで取り組むことにつながっていきます。この力を身に付けるためには、学校と家庭で連携して育成していくことが大切です。特に、低学年からの積み重ねが大切です。

付属小の子アンケートでは、項目13の「正しく、ていねいな言葉で話している。」項目15の「周りの人の気持ちを考えて思いやりのある態度で生活している。」が、やや低い値となっています。「正しくていねいな言葉遣い」は、「相手へ思いやりの気持ちを持つ。」ことと関係しています。相手への思いやりや心遣いについて、道徳教育・生活指導を通して今後も心の育成を継続していきます。また、項目3の「努力目標・生活目標を意識して生活している。」が、やや低い値となっていますが、関係している各項目4,5,6,9,10の4(はい)3(まあそうです)を足しますと、約80%~95%と、高い値となっています。引き続き、生活の中で、目標を振り返らせ、実行することを意識させていきたいと思います。

 

(2)児童の学習に関する項目について

付属小の子アンケートでは、項目18の「先生たちは、勉強をわかりやすくていねいに教えてくれる」では、4(はい)3(まあそうです)を足しますと、約88%以上と高い値となっています。しかし、2(あまりそうではない)1(いいえ)と回答している児童が約12%います。子どもたちが、楽しく学校生活を過ごせるためにも、今後もICT機器の活用、教材研究、職員研修を通して、教師の力量を高め、指導の工夫改善に努めてまいります。また、項目11「本をたくさん読んでいる」が、やや低い値となっています。高学年になるにつれて、その傾向が見受けられます。高学年になると、学習量が増え、課題に取り組む時間が増えることにより読書量や読書時間が減ってしまうことが考えられます。図書室利用の呼びかけや司書による読み聞かせ等を通して、読書を推奨していきます。

保護者アンケートの、項目7「学校は、子どもに基礎的な学力が身に付く指導を行っている。」項目8「学校は、ICT機器やWeb等を利用した効果的な学習活動を行っている。」では、5(当てはまる)4(だいたい当てはまる)を足しますと、約80~87%と高い値になっています。ICT機器を活用し、効果的な授業を行っていること、算数授業において、低・中学年では、学習補助の教員が入っていること、高学年では、少人数制で、2グループに分けて指導を行っていること、休み時間や放課後を利用しての補習等の効果が少しずつ出てきていると思われます。保護者アンケートの、項目14の「家庭で行う課題(宿題)の内容、分量が適切である。」項目17の「進んで、家庭学習をする習慣が身に付いている。」では、やや低い値となっています。2(あまり当てはまらない)1(当てはまらない)への回答率は、各学年で平均しています。このことから、児童の個人差によるものと推測されます。宿題は、先生からあたえられた課題。家庭学習は、自ら課題を見つけて取り組むものです。課題が多いと感じているお子さんは、まず、宿題だけに取り組む、課題が少ないと感じているお子さんは、宿題の他に家庭学習で復習予習をする等、お子さんの生活・学習環境の見直しを図りながら、お子さんにあった学習方法を見つけていくとよいと思います。学習の仕方が分からないときは、遠慮なく、学校にご相談ください。学校では、お子さんの学習状況を把握しています。家庭学習の分量や家庭学習への取り組み方についてご提案できます。大切なことは、お子さんに合わせた分量で、毎日の日課として続けることです。「継続は力なり」お子さんが、自主的に学ぶようになった時に学力は伸びていきます。お子さんにあった勉強方法を一緒に考えていきましょう。

 

(3)学校運営に関する項目について

学校教育目標・方針、学校行事、教育活動の情報伝達、学校と家庭との連携については、5(当てはまる)4(だいたい当てはまる)を足しますと、約86~90%と高い値となっています。今年度も新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、学校行事や授業参観において動画配信による参観方法を多く取り入れました。保護者の皆様におかれましては、来校する機会が少なかったため、学校での子どもたちの様子が分かりづらく、学校の様々な取り組みについても見えてこなかった部分も多かったと思います。そのような状況の中でも保護者の方が、学校に協力してくださったことには大変感謝しております。顔を合わせる機会が減ると、人と人とのつながりも希薄になり、思わぬ誤解も生じがちになります。やはり、子どもたちの活動する姿をじかに見て、他の保護者の方や先生方と語り合うことが、学校と家庭が連携していく上でとても必要であると感じました。今後も学校と家庭が両輪となり、子どもたちを育てていきたいと思います。また、今後の感染状況にもよりますが、保護者の方が来校し参観できる機会を設定していきたいと思います。

 

(4)安全に関する項目について

保護者・付属小の子アンケートの共通関連項目である「安全対策・災害、非常時の避難・連絡方法」では、5(当てはまる)4(だいたい当てはまる)を足しますと、約86~89%と高い値となっています。今年の7月~9月に安全対策として、体育館への空調設置(熱中症対策)、校庭大塔下の土留め工事(三本滑り台周辺の土留め工事も予定しています。)また、不審者対策として、防犯カメラを5台設置しました。今後も避難訓練・登下校安全マナー確認・集団下校訓練・交通安全指導(父母の会役員の方の協力)・不審者及び防犯指導を通して、安全第一に考えていきます。また、地域の方や警察署・交通安全課と連携し、情報交換を密にしながら、見守っていきたいと思います。家庭におかれましても災害時の動き、交通安全マナー等の安全対策について折に触れ話をしてください。ご協力をお願いします。

 

今回実施した保護者・付属小の子アンケート結果をもとに、全職員で共通理解のもと、子どもたちがよりよく成長していけるように、児童・学校・保護者の皆様・地域の方との連携を図りながら改善、努力して参ります。今後とも、保護者の皆様のご支援ご協力をお願い申し上げます。

 

学校評価アンケート2021年度「付属小の子」結果

学校評価アンケート2021年度保護者結果

 

 

 

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