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授業風景(生物)
2017.6.16
今日は、学校生活の基本である授業の様子を紹介したいと思います。
紹介するのは、6月14日の高校3年F組『生物』の授業です。担当者は、水谷教諭です。
授業の内容は、豚の脳の観察。豚の頭蓋骨から脳を取り出し、脳の構造や実際の色・感触などを実際に体験しながら学びました。
実験の手順を紹介しましょう。
今回の実験では、各班に一つずつ豚の頭蓋骨が用意されました。
まず、大きな切込みの入った頭蓋骨を2つに割ります。これが、なかなかの力仕事です。
2つに割ると、膜に包まれた脳が見えてきます。ただ、周りの骨や筋肉などにくっついているため、簡単には摘出できません。これをピンセットやハサミをうまく使って、脳を傷つけないように丁寧に取り出します。
取り出してみると、予想以上に小さくて驚きました。掌にのるくらいなんですよ。
その後、実際に取り出した脳を見ながら脳の構造を学びました。
教科書ではわからない微妙な色の違いなども観察することができました。
最後に片付けをして終了です。
生徒たちにとっては、貴重な体験になったようです。このような実験などを通じて、理解を深めていってほしいものです。