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第7回 千葉サイエンススクールフェスティバルのご報告(生物部)
2017.8.1
7月30日(日)に千葉工業大学で行われたサイエンススクールフェスティバルに高1学年の生徒5名と引率職員1名で参加してきました。このサイエンススクールフェスティバルは参加高校・中学校の生徒が,各自で行った理数系の課題研究や小・中学生向けの実験工作展の発表を行う場で,毎年多く生徒が実験の発表を行っています。本校も第2回から出展し続け,今回で6回目の参加となります。
今回は,『成田高校周辺に生息するバッタの生態と環境調査』・『成田高校周辺に生息するプランクトンの調査』の2つを出展しました。その様子をご覧ください。
『成田高校周辺の生息するバッタの生態と環境調査』
成田高校周辺が中流域となる根木名川周辺から採取したバッタの展示・バッタの種類と特徴・バッタの好む草などをパワーポイントにまとめ資料を用いて実験の説明をしました。採取してきたバッタはショウリョウバッタとオンブバッタですが,食べるもので体色が変化しており,不思議そうに虫かご内を観察する方が多かったように感じられます。
『成田高校周辺に生息するプランクトンの調査』
成田高校周辺に流れる根木名川・根木名川周辺に分布している水田・成田山公園内の池など,様々な場所よりプランクトンを採取し,顕微観察を行いました。今回,観察できたプランクトンは,アオミドロ・イカダモ・クンショウモ・ケイソウ・ツボワムシでした。
普段はなかなか見ることのできないミクロの世界に足を止めて多くの人が見入っていたように感じれます。
以上,サイエンススクールフェスティバルのご報告でした。参加した生徒は自分の発表に最後まで一所懸命取り組み、発表することに充実感や達成感を得る事ができたようです。また,ブースに来ていただいた方にアドバイスをいただくことで,今後の実験課題について新たな気づきがあったようです。本当によく頑張っていたと思います。
最後になりましたが,暑い中,本校の発表ブースに足を運んでいただきき誠にありがとうございました。生徒たちにとってよい経験になりました。9月10日(日)の本校で行われます葉牡丹祭においても同様の実験を行いますので,是非お越しください。心よりお待ち申し上げております。