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高校2年生 進路指導集会の実施
2018.5.9
本日、6時間目のLHRの時間を利用してスタディーサポートの結果で振り返りを行いました。
学習状況での評価により、4グループの分科会形式で生徒へ今後の学習指導の指針を伝えました。
以下、各グループで生徒に伝えた様子をダイジェストでお伝えいたします。
学習状況S・A層のグループ
S・A層では前半は尾形教諭から「2年生での確固たる決意を」という題目で説明しました。学習習慣ができている生徒ということもあり、「学習ルーティーンの確立」「準備万端で試験に臨む」「英語の大切さ」を伝えていきました。生徒たちは真剣な眼差しで聞いており、これからの学校生活にも活かしてもらいたいと思います。そして後半は齋藤教諭より「スタサポ分析報告」という題目でこれからの学校生活、学習習慣を説明しました。2年生は1年生の2倍気合いをいれる、「中励み」の時期ということ。学習時間は平日3h休日5hを最低ラインとして取り組むように生徒たちを鼓舞しました。 これを機に生徒たち一人ひとりがモチベーションを上げ、成績があがるよう教員一同サポートしていきたいと思います。
学習状況B層のグループ
学習習慣B層の生徒には、まず学年全体の学力が下降傾向にあることや、自分自身の現在の学習の取り組み方などを振り返ることを目的としてパワーポイントで説明しました。それらの説明を踏まえて、生徒同士でお互いに学習習慣を見直すグループワークを行いました。それぞれのグループで「自主学習での行動」「模試振り返り時の行動」「授業での行動」についてそれぞれで意見を出し合い、その意見を検討することで今自分がやらなければならないことを確認させました。仲間同士で誓ったことを守って今後の行動が変わることを願っています。
学習状況C層のグループ
勉強習慣C層の課題。それは圧倒的勉強習慣の不足です。そのためにC層の生徒に考えてもらったのは2つです。1つは「君は何になりたいのか?」「何のために大学に行きたいのか?」という自分自身についてです。目的や目標がなく勉強してもそれは信念が伴っていないので、継続なんてすることができません。そのために「全ては心から」というスローガンのもと、ワークシートを使い、まずは自分自身の夢や目標を考えてもらいました。その後、それをグループで共有。他の人には自分にはない多様な考え方があるということを知ってもらいました。
考えてもらったことがもう1つ。それはどのように学習プランを立てていくのか。「志望大学合格者がどのように学習プランを立てていったのか」というデータを知り、自己管理力(スケジューリング)で自分の未来を切り開く術を考えてもらいました。本校の生徒は本校オリジナルの手帳を一人一冊持っているので、是非とも勉強時間の記録や生活の記録をし、自己実現をしていって欲しいと考えております。
学習状況D層のグループ
鳩谷教諭からベネッセの資料を用いながら、現在の学習習慣の改善を図らないと、「間違いなく学力は下がる」ということを過去の生徒のデータを参考にしながら伝えました。
また、増田教諭からは「バランスの取れた人間になれ」という話をしました。
勉強を中心に据える生徒もいれば、部活を中心に据える生徒もいる。
両者に共通していることは「自分をどう高めるか」ということ。
バランスよく、偏った人間にならないように。という話をしました。