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中学2年生は総合学習の一環として、各界で活躍する本校卒業生をお招きしてお話をして頂く進学講演会を開催しました。

まず最初に全体会で講師の皆さんの紹介と、質疑応答まで行いました。

 

その後分科会を教室ごとに設けて、生徒が興味を持っている職業に就いている講師の先生の元に出向いて、個別に詳しくお話を伺いました。

 

医師 松山先生

将来医師になりたい生徒、医師に興味がある生徒が多くいたため、とても熱心に話を聞いていました。どういう経緯で医師になったか、勉強中のエピソード、一番大変だった手術など多くを話していただきました。「不勉強は許されない」というワードは生徒たちも印象に残ったと言葉にしていました。

 

 

看護師 山口先生

看護師を目指した理由や仕事のやりがいなどについて分かりやすく説明してもらいました。医療現場にける、医師と看護師の立場の違いについても詳しく知ることができました。終末ケアにおける患者さんへのサポートについても貴重なお話を聞くことができました。

 

 

銀行員 芳村先生

銀行の歴史・仕組み・為替・投資などについて、とても丁寧に説明していただき、銀行が私たちの生活に無くてはならないものであることを改めて認識することができました。生徒は「お客さんの人生を背負っている」ことを常に意識して日々仕事に臨んでいる芳村さんの姿勢に感銘を受けていました。また、将来に向けて、学力だけでなく広い視野を持てるように努力を続けることが大事であると気付いたようです。

 

 

建築士 木内先生

建築士になるための進路ややりがいについて、わかりやすく説明して頂きました。歴史的建築物や近代建築物の写真を用いて建築の教養を深める話も伺いました。 生徒たちも熱心に話を聞き、質問も積極的に行っていました。

 

 

会計士 内藤先生

具体的な仕事内容だけでなく、専門家として責任感を持つことや、絶対にAIにはこなせない仕事として、社会を支えるやりがいについて語ってくださいました。公認会計士試験について興味を持っている生徒が多く、中学生の今のうちから普段の学習で何を大事にすべきか質問している生徒もいました。

 

 

ゲームクリエイター 渡邉先生
有名なゲームのCGをいくつも手掛けていらっしゃるので、実際のゲームのワンシーンができあがっていく様子を工程ごとに説明してくださいました。普段は絶対に見聞きすることができない制作過程の裏話を惜しげもなく話してくださいました。生徒たちの目の輝きが普段とは全く違いました。

 

 

警視庁 池田先生

警察官の仕事内容や使われる用語を説明してくださいました。捜査のときに携帯しているものやその役割を説明してくださいました。興味が尽きず１人で何回も質問している熱心な生徒がいました。

 

 

パイロット 戸田先生

パイロットの仕事をはじめとする航空会社の仕事内容、自分の進路を自分で決めていくことへの先輩としてのアドバイス、パイロットになる方法の3本立てでお話しいただきました。

 

 

どの教室でも、普段の眠たげな授業のときとは生徒の目つきが違って、食い入るように話を聞く姿勢と積極的に質問する姿が見られました。卒業生の皆様のご厚意によって、こんなにも生徒たちの興味がかき立てられ、将来の職業を考える切っ掛けや勉強に対する意欲につながりました。年末のお忙しい時期に平日のお休みを取って、さらに資料などを用意して足を運んでくださった卒業生の皆様に深い感謝の気持ちを申し上げます。ありがとうございました。

生徒の皆さんには、このご厚意を無駄にしないように自分の将来についてよく考えてほしいと思います。

 

講演会終了後に、11月の横浜見学旅行について制作した壁新聞の優秀作品の表彰を行いました。

3クラス全28班の中から選ばれた最優秀作品賞はA組7班、優秀作品賞はC組3班でした。

どの作品も素晴らしい出来栄えでした。選ばれた2班の皆さん、おめでとうございました。