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高校生国際シンポジウム鹿児島3日目

2024.2.22

中・高共通関連

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第九回高校生国際シンポジウムの第二日程を迎えました。本日は、鶏飯でスタートです。薬味がたっぷりでおいしいです。

会場に到着しました。昨日は混雑していて断念した、パネル前での記念撮影を済ませました。

西郷像に見守られ、会場入りです。

本日最初のプログラムは、表彰式及び講評です。

前日の発表の中から、審査員が選定した最優秀賞、優秀賞、優良賞が、各部門で発表されます。

本校からは、ポスター発表部門に1名、スライド発表部門に1組が出場しました。その中で、スライド発表部門 社会科学•社会課題分野に出展した1組が優良賞をいただきました。

審査員の講評では、研究がすでに完成の域に達しており、独創性に富んだ有益な研究であったと、高い評価を賜りました。2名の生徒の健闘を讃えます。おめでとうございます。大変立派でした。

本校の探究活動が実を結び、一定の成果が得られたことは、生徒にとっても教員にとっても大きな喜びです。頑張ってくれた生徒に感謝しています。

続いて、進路講演会が実施されました。高校生の悩みに寄り添い、各分野の第一人者が意見を述べます。

将来やりたいことは、まだ知らないはず。純粋に今ある興味に従うことが大切であるというご意見が、印象的でした。探究活動が、想定していたよりもずっとシンプルな活動であり、知を楽しむという原初的な好奇心に起因するものであると、再認識しました。

また、回り道は悪いことではなく、やりたいことが変われば、その時にいくらでも修正ができるということは、教員にとっても力強い言葉でした。今後の進路指導に役立てていきたいと感じました。

昼食を挟み、登壇者•審査員との交流会が行われました。生徒たちは、登壇者や審査員と直に言葉を交わし、交流していました。

意義深いお話をたくさん経験できたようです。

続いて、スライド発表部門において最優秀賞に輝いた5名が、再度発表を行います。その中で、さらに審査が実施され、グランプリが選出されます。

その後、閉会行事へと移ります。長かった2日間の日程も終わりを迎えます。

最後に記念撮影を行いました。はじめに、受賞者のみで撮影です。

本校の生徒2名は、なかなかいい位置にいますね。主催者の真後ろに陣取っています。

続いて、発表者全員での記念撮影です。これだけの仲間が全国に散っていることは、頼もしい限りです。

グランプリを受賞した学校の生徒さんと、本校の受賞者2名が交流していました。探究活動を通じた仲間として、結びついたようです。知的好奇心に、住む地域は関係ありませんね。同じ志を持った仲間は、一生の宝ものです。

二日間お世話になった宝山ホールともお別れです。探究活動の祭典に参加できたことを、心から嬉しく思っています。

最後に、本校の発表者3名から集まった感想を掲載します。

 

•ポスター発表部門発表者I.N.

シンポジウムの2日間本当に充実していて濃密な時間でした。優秀な審査員やモチベーションの高い生徒との交流を行い、これからの自分の人生にとっても大きな糧となる出来事でした。

個人的には悔しい結果に終わりましたが、多くの人に支えられてここまで来られたこと、そして何より本番楽しむことができ、すごく満足しています。後輩の皆さんも自分の「好き」をどんどん深め、色々な事にチャレンジしてみてください。

 

•スライド発表部門発表者T.Y.

東京大学やオックスフォード大学の先生方を始め優秀な先生方が、進路に関することやこれから必要となってくることをご講義頂きとても勉強になりました。また、色々な県の学校と交流出来て、県ごとの違いで話が盛りあがったり、友達になれたりで、お互い知見を深められました。特に最優秀発表の方たちはどれも、並々ならぬ研究で非常に驚きました。

後輩の皆さんへ。研究をすることは、進路決定の面でも選択肢を大きく増やします。鹿児島シンポジウムは研究をするいいきっかけであり、どんな理由でもいいので挑戦してみてください!

 

•スライド発表部門発表者T.N.

今回の国際シンポジウム参加に伴い、支えて下さった方々に心より感謝申し上げます。

感想としては、とにかく楽しかったです!!特に、生徒交流会での対話は、魂が揺さぶられるほどのものでした。

自分の好きなことを研究する意味を教えてくれたり、知識だけじゃなくて、僕の興味、視野の幅をも広げてくれたなと思います。また、違う学校の生徒たちと親しくなれるチャンスでもあります。

分野問わず、”好き”をたくさん持っている人には絶対に楽しむことが出来るものでした!ご清覧頂きありがとうございました。

以上が生徒から出た感想です。知の共有を楽しんだという点においては、三者で共通していました。後に続く後輩たちが現れることにより、今回の鹿児島遠征は、一層その価値を増すでしょう。

本校の総合探究一期生が、実りある成果を上げてくれたことを、嬉しく思います。これを学校に持ち帰り、教員と生徒の相互のアプローチから、持続可能な探究活動をさらに強固にしていきたいと考えています。

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