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ぎふ総文2024郷土研究部門最優秀賞受賞

2024.8.3

中・高共通関連

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8月1日(木)開催されました、第48回全国高等学校総合文化祭 ぎふ総文2024郷土研究部門(会場 関ヶ原ふれあいセンター)地理・産業部門において、社会科研究部の芝優太君が、最高賞の最優秀賞となりました。
「真解釈・長沼事件 〜千葉県荒海村の古文書にみる」問題解決へのアプローチ〜」と題して明治初年沼をめぐる入会地権をめぐって起きた長沼事件を、地域史料を使って先行研究とは幅広い視点で考察した研究を発表しました。成田山霊光館の矢嶋毅之さんからは先行研究と史料の解釈をご指導いただいた他、歴史地理学切り口を、オープンキャンパスなどのきっかけに面識を得た川名禎准教授にご指導を仰ぐなど、本人が積極的に周りの方に意見を求めたことが研究内容に反映されていて、そのことが大きな決め手となりました。お世話になりました方々に御礼申し上げます。
会場には秋篠宮皇嗣殿下御一家も来場され、厳戒態勢の中で行われました。また、前日には歴史学者の小和田哲男先生による記念講演が行われ、関ヶ原の戦いの研究の現状をお話ししていただきました。関ヶ原の戦いは、一般的に知られているよりもかなり複雑な前哨戦が繰り広げられていて、ここでは説明不能です。新説は論争などを経て、定着するまでに10年かかり、その時にはまた新たな新説が登場してまた論争を繰り返していくという、研究とは果てしのない営みであることを、高校生にわかりやすく説いてくださいました。
大変な状況の中、岐阜県高文連郷土専門部の先生方には大変おせわになりました。改めまして御礼申し上げます。

清流の国ぎふ総文2024|全国高等学校総合文化祭

大会公式結果に掲載されております。よろしければご覧ください。
郷土研究部門はページ中盤より下方になります。ところでいつの間にか本校は千葉県に移管されてしまったようです・・・(もちろん誤植です)
余談ではありますが、本校は少なくも2回県立移管の話があったそうです。この辺りは今回引率の深田教諭による「成高ヒストリー」のその4・その6をご覧ください。

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