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平成30年度 宗教講話高校1年
2018.6.5
本日、宗教講話会が行われました。2,3年生は本校の講堂で行いましたが、1年生は成田山への参拝自体が初めての生徒もいるので、本堂まで移動して、大護摩参拝とあわせて講話を伺って来ました。
成田高校は成田山系列の学校ですが、毎日お経を唱えるなどはしておりません。今回はそう多くはない宗教的な行事です。高校から入学した生徒は少し戸惑いながら参加していました。
お経を聴き、御護摩の火に当てられながら御真言を唱えて、日頃の行いを反省するとともに、手を合わせて心願の成就を願いました。何を願ったのでしょうか。3回連続不合格の漢字テストの初合格ですかね。努力した方が早そうですけど。
ところで、こちらは御護摩の冒頭から寝始める不届き者の背中に、お不動様の利剣を突き刺して煩悩を追い出してくれる大太鼓です。今年も多数のびっくりぽん(?)が見られました。付属小・中出身者はもう何度も来ているのですけど慣れないようですね。
よく見てみると、実は後ろに隠れている小さい太鼓を叩いているのがわかります。大太鼓は増幅しているだけなんですよ。直接叩かなくても十分大きな音です。さぞかし眠気も覚めて、続く講話への傾聴がはかどったことと思います。
新勝寺の石井照恩教宣課長より、成田山の成り立ちと、命のつながり、そしてその大切さについてのお話をして頂きました。大護摩と宗教講話は総合学習として行っていますが、道徳の授業のようなものです。日頃、保護者の方々が生徒に対してしてくださっている、大小様々なことへの感謝の気持ちを、生徒たちは改めて感じたと思います。今夜の団らんでは「ありがとう」の言葉が発せられますので、お待ち頂ければと思います。
参拝、講話の後は本堂の裏側に回って、新しく建立された醫王殿(いおうでん)を参拝したり、隣の平和の大塔を参拝したりしました。気温が上がっていましたので、水辺で噴水を眺めたり、木漏れ日のなか公園を散歩したりして、帰途につきました。今日の経験が今後の生活に活きてくることを願っています。