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高校３年生の進路決定者による卒業研究発表会が２月２～４日の３日間で行われました。

本校では例年２学期までに進路が決定している３年生に卒業論文の作成とそれに関する発表を行うよう指導しております。

今年もおよそ100名が卒業論文を提出し、本日その発表を終えました。

 

コロナウイルス感染拡大防止のために発表が終わるごとに演台を消毒し、会場に入る人数を制限して、リモートでの視聴を呼びかけるなど例年とは違った形での開催となりました。

それでも生徒たちは進学先で学ぶ学問分野に関して、自分なりにテーマを決定し研究を進めてくれました。

その内容はスポーツから環境問題、芸術に関わるものまで多岐にわたりました。

 

今年の３年生は本校でも初となる全生徒がタブレットＰＣを所持する学年です。

研究の段階からタブレットを駆使してウェブ上で論文を閲覧するなどして情報を集めており、研究の質も向上したように感じます。また、コロナ禍で外出制限がある中でも電話などで実際にインタビューを行う、アンケートをとるなどといった工夫が見られました。

タブレット機器の導入に関しては費用や取り扱いなど心配される部分もありましたが、今回そういったデバイスを駆使して研究、発表する生徒の姿を見ると本校のＩＣＴ教育を中心となって進めてきた職員の努力が実ったように感じられました。

こうした電子機器を扱う能力がますます重要視される時代です。

本校で培った技術とネットリテラシーでこれからの進んだ先で思う存分研究に励み、社会に出てからも必要とされる人材に成長してくれることを願っています。