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第10回高校生国際シンポジウムについて
2025.1.17
2月19・20日に、鹿児島市で開催される第10回高校生国際シンポジウムに、3名の生徒が書類審査を通過して参加できることとなりました。
全国から402件、669名の高校生が応募し、145件の発表が選ばれました。2年連続で参加できることに、本校の探究学習の取り組みに手応えを感じているところですが、大事なのは、その背後にいる選ばれなかった生徒たちの存在です。日常的ななぜ?を出発点にして考察を深めていく営みに、前向きに取り組んでいく生徒の姿を見ることは、とても心が震えるところです。去年参加した生徒は、ただの発表の場だけではなく、世界的に活躍されている方のお話が聞けたり、他校の生徒と交流してとても刺激を受けて帰ってきました。今回もその経験をきっかけに、進路意識を向上させるようなきっかけになればと願っています。
書類審査講評には、ファラデーの言葉を引用しながら、「どれだけ良い成果が上がっていても(work、finish)、その成果を正確に分かりやすく伝えるpublishを経なければ本当の終了ではない」という一節がありました。さらに一歩前へ進ませるために、私たち大人が背中を押さなければならないことを感じました。
総合的な探究の時間にどう取り組んでいくか、頭を悩めているのは私たちも同じです。試行錯誤の連続ですが、今回の生徒たちによる快挙は、私たち教員にとっても大いに励まされる思いです。今後も、探究のプロセスを生徒たちに身につけさせることを主眼にしながら、生徒の興味・関心を広げて、自分から新しい世界へ飛び込んでいく、そんな探究学習を私たちは追求していきます。
第10回高校生国際シンポジウムについてはこちら(主催者Webサイト)
審査結果についてはこちらのページより確認できます。(1/17投稿のページに記載)
昨年度第9回高校生国際シンポジウム参加の記録は以下にリンクにあります。(ぜひご覧ください!)