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第10回 高校生国際シンポジウム 3日目
2025.2.20
高校生国際シンポジウムの日程も最終日となります。ホテルでしっかり朝ごはんを頂きます。昨日に続き、表彰式、講演会、そして進路座談会に審査員との交流会と、盛りだくさんの日程です。頑張りましょう!
はじめに表彰式及び審査員講評です。前日のスライド発表・ポスター発表の中から、審査員が選定した最優秀賞、優秀賞、優良賞が、それぞれの部門ごとに発表されます。ポスター発表をした2年平山開清くん『プロサッカークラブと周辺自治体の連携による地方創生2.0の推進』が、分野3『ビジネス・観光分野』でみごと最優秀賞に選ばれました!
審査員からは「自分の興味関心に始まった探究活動をもとに具体的な提言をしたこと、それを社会実装にまでつなげたことがすばらしい」というコメントを頂きました。おめでとうございます!本校の探究活動が実を結び、一定の成果が得られたことは、生徒にとっても教員にとっても大きな喜びであり、たいへん励みになりました。頑張ってくれた生徒に感謝しています。
シンポジウムは進路講演会、そして苅谷剛彦先生と齊藤英治先生による特別対談と続きます。大きな夢を追いかけるほど失敗にぶつかること。だからこそ失敗してもめげないメンタルが必要であること。「私は失敗することで成長しているんだ」という自己肯定感が大切であること。これから自分の進路決定に向かっていく生徒たちにとって、この上ない励ましの言葉になったと思います。
その後、昼食を挟み、登壇者•審査員との交流会が行われました。生徒たちは登壇者や審査員と直に言葉を交わし、意義深いお話をたくさん聞くことができたようです。続いて、スライド発表部門において最優秀賞に輝いた5名が再度発表を行い、グランプリが選出されます。長かった2日間の日程も、いよいよ閉会行事へと移ります。
記念撮影です。これだけの仲間たちが全国にいることは頼もしい限りです。同じ志を持った仲間は一生の宝ものです。
二日間お世話になった宝山ホールともお別れです。探究活動の祭典に参加できたことを、心から嬉しく思っています。
シンポジウムの後は、鹿児島名物「しろくま」で疲れたからだを癒しました。
生徒たちはすべての日程に主体的に取り組み、充実した2日間を過ごすことができたようです。ここで得た知識や経験はもちろん、全国の同じ夢や希望を持つ仲間たちとの出会いは何よりの宝物になったことでしょう。明日は最終日、限られた時間ではありますが鹿児島市内を散策し、帰路につく予定です。