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中1学年 東京電機大学 出張講義
2019.2.15
本日2月15日(金)は、中学1年生対象の総合学習として、東京電機大学出張講義を行いました。今回は三名の先生をお招きし、以下の授業を実施して頂きました。
① 「みじかなぶつり」 細田 真妃子 先生
この講義ではまず細田先生の研究内容を紹介してもらいました。
高度な内容ですが、中学生にもわかりやすく図を使って説明してくれました。
つぎに身近な物理現象について説明してくれました。
綱渡りをするときになぜ、長い棒を持つのか?
遅い自転車が転びやすいのはなぜか?
こちらもとても分かりやすく興味がわく内容でした。
最後にアルソミトラ型飛行機を工作しました。アルソミトラという植物の種が遠くまで飛ぶ仕組みを応用した紙飛行機です。誰が一番遠くまで飛ぶか競争しました。
② 「CGってどうなっている?」 齊藤 剛 先生
まずは、CGがどこで使われているのかを学びました。
車の設計図など物を制作するための道具として使われていたり、ブラックホールなどの現実には見えない物を理解するために使われていたり、意外な分野で役立てられていることに興味を引き付けられていました。
次に写真や画像がコンピュータの中でどのように処理されているのかを作業を通して学びました。
自分自身がコンピュータになって同じ作業をしています。
CGだけでなく、コンピュータに関する知識を広く学べる授業でした。
③ 「憶えるしくみ・考えるしくみ」 黒沢 学 先生
90分の長丁場でしたが、生徒は皆食い入るように聞いていました。
早速黒沢先生から、「15個の言葉をできるだけ多く覚える」という課題を与えられた生徒たち。
なかなか思いだせず、苦戦している様子が見られました。
答え合わせの時間です。正解できたかな?
生徒代表によるお礼の言葉。「90分間の授業があっという間でした」という言葉に象徴されるように、本当に興味深い講義を聞かせてくださいました。
どの講義も、大学で学ぶような難易度の高い内容を中学生にもわかりやすく説明してくださり、生徒も興味津々でした。工作や発表も取り入れてくれたため、活気のある授業となっていました。
大学進学はまだ先の話ですが、将来の進路選択や職業選択のいいヒントになってもらえればと思います。
お忙しい中、貴重な講義をしてくださった東京電機大学の先生方、誠にありがとうございました。