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LHR研究授業(中1・高1)
2018.10.3
本日10月3日(水)6時間目の時間を利用し、中・高のLHRの研究授業が行われました。
中学校は1年A組。担任の古川昇教諭の授業で、「ディベートを通じて論理的思考力と自己表現力を身につけよう」というテーマで行われました。ディベートとは、ある議題に関して対抗する2組が、観客を説得するため論理的に議論することです。今回の議題は、中学校に選抜クラスが必要か否かというものでした。生徒は選抜クラス賛成派、反対派、観客の3つに分かれ、議論が行われました。賛成派からは、選抜クラスがあることで学力の近い生徒が周りに多くなり、切磋琢磨しあうことで全体の学力が向上することなどが意見として挙げられました。反対派からは、選抜クラスがなければ各クラスに学力の高い生徒がいるため、クラス内の生徒で教えあうことができ学力が向上することなどの意見が挙げられました。最後には観客役の生徒と教員が、どちらの意見が説得力があったかを投票によって決定しました。相手や観客を説得するためには、ただ意見を言うのではなく、その意見の理由を論理的に説明することが必要になります。各生徒の意見にも理由に説得力があり、本格的なディベートだったと思います。
高校は1年B組。担任の伊藤司教諭の授業で、テーマは「成田高校の『建学の理念』を学ぶ」です。成田高校の建学の理念は、成田山の宗教的使命の達成(書き手の解釈:常識を持った人間の育成)と地方文化の向上です。授業では、まずグループに分かれて本校の良い点・悪い点を話し合い、クラス全体で学校の現状を確認しました。それをふまえて、建学の理念を達成するためには、努力目標(挨拶する・正装する・勉強する・運動する・掃除する)の一つ一つを大切することが重要であるという結論に至りました。今後の生活にも活かしてほしいものですね。また、長所短所を併せ持つ成田高校を表すゆるキャラを考えようということで、成田高校ゆるキャラグランプリが開催されました。各グループでキャラクターを考え、アンケート投票でグランプリを決定しました。下画像のキャラクターは陸上のバトンと鉛筆をそれぞれの手に持ち、文武両道を表しているそうです。生徒たちの表情は豊かで、笑顔の絶えない授業でした。