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2019年度カナダ語学研修2日目「日曜日」

2019.7.8

中・高共通関連

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本日は日曜日ということで、学校はお休みです。終日ホストファミリーとともに過ごします。生徒の様子は分かりませんので、私のホームステイの様子を紹介します。現地のイメージを膨らませていただけたら幸いです。

私のホストファミリーはインド出身で、とても美味しいカレーを提供してくれます。チキンカレーは格別でした。さらに、私がアプリケーションフォームにコーヒーが好きだと書いたのを分かってくれていて、常にコーヒーが必要かどうか尋ねてくれます。朝は飲みたいと伝えると、ありがたいことに準備してくれました。また、チャイは日本でも知られていると話題に出すと、本場のチャイを飲ませてあげようといった具合に、今朝はチャイが用意されていました。今日は雨が降っていて、特別冷えています。こういう朝に、温かいチャイは大変ありがたい飲み物でした。

午前中はカトリック教会に出かけました。広大な駐車場を備え、屋内には大型スピーカーと液晶が二箇所に設置され、空調も完備していて、清潔感に溢れている教会でした。礼拝に参加するのははじめての経験であり、初めは肩身がせまい思いをしていました。しかし、地元の顔なじみの仲間たちが、私に話しかけてくれました。興味を示してあちらから質問してくれると、とても助かります。話題を自分で作り、必要な英語を頭の中に準備する作業は、私にとってはまだまだ難易度が高いのです。見たことがない人物を、部外者として排除せずに、温かく受け入れて下さいました。宗教施設というよりは、街の集会所のような印象を持ちました。ホストファミリーに聞けば、やはりコミュニケーションの場として機能しているとのことです。毎週みんなに会うのを楽しみにして、教会にやってくるようです。聖歌を全力で歌うまでには至りませんでしたが、尊重する態度を忘れず、できる限り同様の動きをするように努めました。突如発せられるアーメンには反応が遅れましたが、精一杯頑張りました。礼拝の途中で口に含んだ食べ物は何だとか、飲んだものは何だとか、大変気になる点がいくつもありました。さすがに祈ったり歌ったりしている最中には聞けませんので、礼拝が終わってから、ホストファザーを質問責めにしました。すると、これまで見たことがないような熱量で、それらの意味を語ってくれました。最後に、ホストファザーが、「あらゆる宗教は形式こそ違っても、根底にある人間的な部分は同じだよね」と微笑んで言いました。大変共感しました。持っている英語力を振り絞って、質問してみて、よかったなと思います。また、ホストマザーがいつも口ずさんでいる歌は、聖歌であるということが判明し、非常にスッキリしました。

家に帰り、昼食をとります。三種のカレーとライスと、円形のパリパリの何かが出てきました。口に合わないものはなく、どれも美味しかったです。円形のパリパリの何かは、名前を聞きましたが、もう忘れました。

午後、ホストマザーがスーパーマーケットへ行かないかと誘ってくれました。昨日、私が学生の頃スーパーマーケットでアルバイトをしていたのでカナダのスーパーマーケットに興味があると言ったのを、覚えてくれていたようです。そうして、真っ先に向かったのがスイカ売り場。これもアプリケーションフォームにスイカが好きだと書いたのを覚えてくれていたようです。写真で伝わるか分かりませんが、手前にあるスイカはとにかく巨大です。大きめのリュックサックくらいのサイズがありますが、10ドル(約900円)で売られています。ホストマザーはこれを手に取ります。私は奥にある小玉スイカで良いのではないかと思い、小玉を手に取ってアピールし、巨大スイカを回避しようとしました。いくら好きとはいっても、量を食べられるわけではありません。また、日本とカナダのスイカの味わいが、同様だとも考えられません。しかし、小玉を推薦する英語を脳内で準備しようとした瞬間、ホストマザーはショッピングカートの上に巨大スイカを鎮座させました。試合終了のゴングが鳴った。以後、水分補給には困らなそうである。

こういった具合に、私はホストファミリーとの生活を楽しんでいます。そうした生活により一層愉快な雰囲気を持ち込んでくれるのが、彼らです。

Chickens!

事前情報では3羽と聞いていましたが。

Five chickens!

屋内に入る隙を伺っています。

このように、扉を開けっぱなしにすると、屋内に土足で入ってくるチキン。朝、必死こいて鳴きまくるチキン。ブルーベリーの実を食べたいがため、禁止エリアに侵入するチキン。様々いますが、どれも好きです。美味しい卵を産んでくれるので、ゆで卵は常に在庫があります。

以上、私のホストファミリーとの生活についてですので、あくまでも一例ではありますが、ビクトリアでの生活のイメージの一助となれば嬉しいです。

明日から、グレンライオン校で英語の授業が始まります。午後にはバディと呼ばれる現地学生とのアクティビティも待っています。今日は旅の疲れを癒し、英気を養いましょう。

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