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2019年度カナダ語学研修11日目「ゴードン先生」

2019.7.17

中・高共通関連

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起床。右手が妙に痛む。すぐに、昨日のフリスビーの影響だと思い当たります。今日は最後の活動日です。ゴードン先生の授業も今日で最終回です。今日は最後の登校日ですが、生徒たちはどのような気持ちでバスに乗っているでしょうか。こんなことを考える余裕もなく、私は降りるバス停を間違えないことに精一杯でした。いつも乗ってくる男子生徒2人がいません。フェアウェルパーティーの準備のために、早く登校したようでした。

今日は「Adjectives and adverbs」から始まります。

「生徒たちは日本の授業で、この英語の文法をあなたから教わっていますか。」ゴードン先生が尋ねます。無論、私は国語科の教員である。私は、教わっているはずだと表現を濁し、自分は国語教師だと伝えました。ゴードン先生はずっと私を英語科の教員だと思っていたようです。英語圏への引率とあらば、英語を教えている人物が務めるはずだと考えるのは、ごくごく自然なことです。私は精一杯自信を持って彼と話しこそしましたが、用いる英語はゴードン先生が私に期待するそれより、はるかに粗悪であったはずです。もし日本で私が生徒に英語を教えていたら、語学研修中、研修生たちは深刻なコミュニケーションプロブレムに苛まれていたことでしょう。恐ろしい限りです。そうは言っても、彼の勘違いは少なからず嬉しいものでした。私も真剣に英語と向き合う語学研修でしたから。

今日も困ったときはゴードン先生が助けてくれます。

丁寧に添削してくれます。

優しいので、少し時間がかかりすぎてしまうこともあります。それでも、進度が早すぎることがないのは、大変ありがたいです。

次に、「Travel and Vacations」を学び、休憩時間です。

休憩時間に、ゴードン先生からメダルのプレゼントがありました。思い返せば、緑の光るエイリアンに始まり、ゴードン先生は私たちに多くものを与えてくださいました。ポストカード、甘すぎるスイーツ、そして、楽しい時間。私たちの学習意欲を高いレベルに保つ工夫を、たくさん実践してくれました。

この時間を活用して、ファウェルパーティーの準備も進めます。準備に余念がありません。あとは、自信を持って大きな声を出して、為すべきことをなすだけです。

こちらでは、紙を切っています。

こちらでは、紙を折っています。どのような紹介パフォーマンスになるのか楽しみです。

リーダーは昨晩3時間以上かけて、パーティーのスケジュールを仕上げました。疲れも溜まっていたでしょうが、責任を持ってみんなのために時間を使ってくれました。必ず自分のためになるはずです。彼がリーダーをやってくれてよかったと思いました。最後まで自覚を持って、人を動かす力を発揮して欲しいです。

休憩時間の最後、ゴードン先生の発案により、写真を撮りました。私が集団の端にいるのを見て、あなたはここでしょと言って、となりに呼んでくれました。とても優しい人です。ゴードン先生はフェアウェルパーティーにも参加しますが、教室で記念写真を撮っておきたかったようです。私たちも大変共感したため、いくつものカメラを使って撮影が行われました。今日はパーティーに参加するため、ゴードン先生は黒のスラックスを履いていますね。

後半は、「Letter writing」です。ホストファミリーへ感謝の気持ちを伝える手紙を書きます。みっちり書きましたね。思いがあふれています。

色に手を出しましたね。色にこだわり出したら、止まりませんよ。招待状の教訓を生かして、装飾は控えめにしていました。

書き終わったら、ゴードン先生に見てもらおう。

彼らも、表現や文法を確認し合いながら、書き進めます。

ペン書きで清書が終わったようです。全力で下書きを消します。

リーダーも全力で消します。

素敵な手紙が出来上がりました。ホストファミリーに忘れず渡してくださいよ。

授業が終わりました。ゴードン先生に感謝を伝えて、贈り物を渡す生徒の姿がありました。

写真も撮っておきましょう。ゴードン先生もとても嬉しそうです。

こちらでは、折り紙をプレゼントしています。

ランチタイムそっちのけで、撮影が続きます。

ゴードン先生、楽しい授業をありがとう。またフェアウェルパーティーで会いましょう。

写真を撮ろうとすると、隠れてしまいます。

現れました。

いつも通りサンドイッチです。飽きないそうです。

食事の合間にフェアウェルパーティーの打ち合わせをしておきます。

午後はダウンタウンでショッピングです。バディとともにお出かけする最後の機会です。もう随分ダウンタウンは歩きましたね。見慣れた街に別れを告げましょう!

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