Newsニュース

この度、１号館の第１コンピュータ教室、２号館の第２コンピュータ教室をリニューアルしました。同教室はこれまでノート型のWindowsパソコンを据え置きで使用し、机もアイランド配置として運用していましたが、時代の進展によってデメリットが目立つようになり、抜本的に教室のあり方を見直すこととなりました。

 

第１コンピュータ教室（１号館）

Windows１１搭載のデスクトップ型パソコンを導入し、机は一斉授業に最適な前向き配置としました。デスクトップ型にすることで大きなディスプレイやフルサイズのキーボードを通じてコンピュータの望ましい知識・技能の向上をねらいのひとつとしました。

従前のOfficeソフトはもちろんのこと、プログラミング教育を考慮したVisual Studio、秀丸エディタなども導入しています。また、仮想環境のVirtual BOXをインストールし、LinuxディストリビューションのUbuntu 22.10（主なインストールアプリ：GIMP、Inkscape、MySQL、他サーバー用途のアプリ）も導入しました。

第２コンピュータ教室（２号館）

Macbook Air（macOS Ventura搭載）を導入しました。Macには標準インストールのアプリ以外にもAdobe Creative CloudやXcodeなどのアプリも導入しました。情報や技術の授業以外にも活用できることを視野に入れ、これまでにない授業を展開できることをねらいの一つとしました。キャスタ付き折りたたみ式の机と椅子を導入し、用途によってレイアウトを変更できる教室としました。大型モニターは教員機のお手本モニターとしてだけでなく、ワイヤレスで生徒機や他のデバイスの画面が転送できるシステムも導入し、小規模でのプレゼン実習やお互いの作品を比較などもできる環境も導入しました。

２つの教室に共通して導入しているアプリの例としてはGoogle Chromeブラウザ、Googleドライブ、MS‐office（Word,Excel,PowerPointなど）、Python環境などがあります。

生徒が学びやすい教室を意識し、施設をよりよくアップデートしていきたいと考えています。