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高校生国際シンポジウム鹿児島2日目
2024.2.21
第九回高校生国際シンポジウムの発表日を迎えました。ホテルにて朝ごはんを食べて、会場へ出発しました。
受付の待機列です。発表者の3名は気合十分です。これだけ多くの高校生が志を持って探究活動に取り組んでいることに喜びを感じました。
開会式における主催者の挨拶の様子です。どれだけ新しい価値を見出し、探究心を持って課題解決に取り組んでいるかを評価したいという、本シンポジウムの基本方針が示されました。
続いて、基調講演が行われました。ジョブ型の雇用形態を経験された立場から、自己実現の方策についてご教示いただきました。
その後、パネルディスカッションが行われました。探究活動について、それぞれの立場から、貴重なご意見を賜りました。パネルディスカッション後の質疑応答において、本校の発表者の一人が、先陣を切って質問を投げかけていました。たくましい姿を前にして、誇らしい限りです。
昼休憩を挟んで、午後は研究発表の時間です。
スライド部門の発表の様子です。「地域防災力強化への音楽の貢献可能性ー気象•海象データから創出した楽曲による被災地支援の実践と課題ー」と題して、発表しました。
その所作から、発表者の人柄が滲み出ていて、審査員の皆様にも共感的なご意見を賜りました。ありがとうございました。
ポスターセッション部門の発表の様子です。「飛行機の飛ぶ姿は美しいのか?〜美しさの共通性を見出す〜」と題して、発表しました。
聴衆に恵まれ、様々示唆的なご意見を賜りました。
生徒は、精一杯の力を発揮して、自身の発表を全うしました。よく頑張りました。他の地域で探究活動に励む高校生の存在を知り、生徒たちは探究へのモチベーションを一層確かなものしたようでした。
本日の研究発表を通じて、生徒たちが相互に影響を与えることを楽しんでいる様子が多く見受けられました。こだわりを持って取り組んでいることに対して、他者が真剣に耳を傾け、意見形成して投げかけてくれる場というのは貴重です。探究活動のお祭りのようなイベントであり、本シンポジウムのおもしろさを目の当たりにした次第です。
発表の後は、生徒交流会、教職員研修会が実施されました。今後の本校の総合探求の実践にあたり、生徒と教員が手を取り合って企てていく必要性を実感しました。また、総合的な探究の時間が、高校教育の中で必須のものであるという位置付けを、生徒と教員が再確認したことも、大きな意義がありました。
得られた知見を学校に持ち帰り、本校独自の探究カリキュラムの練成に生かしたいと思います。