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第4回探究塾(理科系の探究)

2025.1.10

中・高共通関連

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1月9日に実施しました、探究塾(第4回)の様子です。探究塾は、先生と生徒が、それぞれ自分の探究を発表して、その面白さや視点の置き方などについて学び合おうという企画です。

今回は、本校の鳩谷教諭が、「理科系の探究」というテーマで発表をしました。自然科学部の生徒の皆さんも参加してくれて、過去最大の参加者数となりました。

化学的なものの見方とは何か、ということを生徒にわかりやすく解説してくださいましたが、私には「構造を考えることによって現象を認識する」こととお見受けしました。
失敗をマイナスと考えず、「想定外」と捉え直すこと、「説明できない」ことが探究の入り口であることなど、チャレンジするための勇気を得られました。
「熱とは振動である」ということは素直に驚いてしまいました。五感で得られる感覚は、何かの現象に置き換えることができるものと確信しました。
また、「化学教育は環境モラル教育である」ということを最後に力説されていましたが、教育者としての信念を感じさせられました。生徒から出た質問も、探究の本質を突いたものでした。

独自性とは、すでにある知識を掛け合わせることから始まるものであり、何を掛け合わせるか、その組み合わせによって独自性が生まれるものだということを実感しました。

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