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第14回高校生バイオサミットin鶴岡(決勝)
2024.8.24
高校生バイオサミットは慶應義塾大学・先端生命科学研究所が主催する研究発表会です。本年度は自然科学部から2名が参加し、8月7日の予選を通過して21日(水)~23日(金)に山形県鶴岡市の研究所で行われた決勝戦に臨みました。
21日(水)決勝戦はポスター発表形式で実施されました。発表4分・質疑応答4分を1クールとし、これを5クール行って、それぞれ審査員の評価を受けます。審査員はみな現役の大学教授で、研究内容はもちろん、発表の姿勢や質疑への対応などが総合的に評価されます。部員たちは審査員の要点をとらえたするどい質問に戸惑うこともありましたが、よく対応し、堂々と発表しました。
22日(木)は先端生命科学研究所所長の荒川和晴先生のご講演の後、ラボツアーに参加しました。午後は縮小版ポスターを使ってのワールドポスターセッションです。教授の進行のもと4、5人のグループ内で互いに質問を投げかけ意見を共有しました。途中グループを再編しながら、各18分のセッションを合計4回行いました。歳の近い高校生どうし、研究内容だけでなく学校生活や将来の夢などたくさんの話題で盛り上がりました。
ポスターセッションの後は、大学生アシスタントとの意見交換会が行われました。現役の理系大学生が話すリアルな研究生活はどれも興味深いものでした。最後はみんなさすがに疲れた様子でしたが、ほんとうに盛りだくさんの濃密な時間を過ごすことができました。
23日(金)は閉会式、結果発表。残念ながら受賞はなりませんでしたが、2019年以来初めて決勝戦に参加することができ、大学教授から直接アドバイスをいただいて多くの改善点を見つけることができました。また、全国の同じ夢や希望を持つ仲間たちとの出会いは、何よりの宝物になりました。来年も参加できるようがんばります。